かまずにまるのみ。

文鳥とかビールとか

iOSDC 2016 にスタッフとして参加しました

2016年8月20日(土) に開催された iOSDC 2016 に、当日スタッフとして参加しました。 iosdc.jp

iOSDC に参加した感想

これはもう、「とてもよいカンファレンスだった」の一言に尽きます。
本当によいカンファレンスでした。

スピーカーの皆様、スポンサー企業の皆様、スタッフと CONBU の皆様。
そしてそして、参加者の皆様。
たくさんの方々のおかげで、私も当日スタッフの一員として楽しく iOSDC に参加することができました。
ありがとうございました!

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当日スタッフとは

カンファレンスの様子や発表の素晴らしさについては他のブログや Togetter 等にまとめられているので、ここでは「当日スタッフがどんなことをしていたのか」というところを中心に書きたいと思います。
この記事で少しでも、「次回の iOSDC でスタッフやってみたいな……」という方の気持ちを後押しできれば幸いです。

スタッフ歴

私自身、数百人規模のカンファレンスのスタッフは今回が初めてでした。
数十人規模のイベントの当日スタッフ、小さい勉強会の主催経験がある程度です。
当日スタッフさんの中には「大きいカンファレンスに参加すること自体が初めて」という方や、「コアスタッフに知り合いがいないけど当日スタッフに応募した」という方もいらっしゃいました。
スタッフ歴や知り合いの有無などはあまり気にしなくてもよさそうです👍

応募のきっかけ

きっかけは Twitter でした。
当日スタッフ募集のツイートを見て、「もしスタッフが足りないようだったらお手伝いしようかなー」くらいの軽い気持ちで応募。

あとちょっと不純かもしれませんが、「iOS のカンファレンスならスタッフ業に専念できそう!」という思いもありました。カンファレンスのスタッフになってしまうと、スタッフ業最優先で聞きたい発表を聞けないというもどかしさがありますよね。私は iOS アプリの開発者ではないので、この辺りは問題ないと思ったのです。

……そのときはそう思ったのです。
(あとでこれは間違いだったと気づきますが、それはまた後ほど)

余談ですが、実行委員長の @tomzoh さんから「たださんはビールにつられて当日スタッフになった」って言われましたが、純粋に、お手伝いできたらいいなって思ったからですよ。本当です。ビール美味しかったです🍻

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前日のスタッフ業務

iOSDC 前日のおもな仕事は会場設営と受付準備、前夜祭。
平日ということもあり、この日は参加可能なスタッフのみで行いました。

参加者の皆さんにご利用いただいたイスやテーブル。
会場によっては会場側で並べてもらえる場合もあるらしいのですが、今回はスタッフがひとつひとつ並べました。
他には T シャツやノベルティを運んだり、名札をチェックしたり。
力仕事から細かい作業までいろいろあります。
動きやすい服装とタオル、水分補給は大事🍻

当日のスタッフ業務

スタッフが当日行っていた主な業務は以下のとおり。
私はトラック B の会場担当でした。

  • 受付
  • HQ
  • 遊撃
  • トラック A 会場
  • トラック B 会場

受付

みんなが一度は通った受付。
受付担当さんは開場直後〜オープニングの辺りが一番忙しかったようです。
前日から受付開始直前まで、念入りに準備していたのが印象的でした。
今回の iOSDC では受付開始からオープニングまでの時間が短めだったこともあり、コアスタッフさんや受付担当さん達は「いかに手際よく受付を行うか」というところにとても気を遣っていました。

HQ

Slack や Twitter を通して、会場全体を見守っていてくださったのが HQ 担当さん。
お祭りやイベントに設置されている本部みたいな感じです。
動画配信のチェックをしたり、忘れ物を管理したり。
Twitter でお知らせを流したり、Twitter の声を拾って各担当へ届けたり。

遊撃

困っている人がいるところ、人手の足りないところに駆けつけてくれたのが遊撃担当さん。
有事のときにサッと動いてくれるスタッフさんがいるのはとても心強かったです。

会場担当

各会場のあれこれを担当する係です。
司会やタイムキーパー、スピーカーさんへの事前確認を行います。
他にも会場の照明や空調を調整したり、席の案内をしたり、会場で困っている人がいないかチェックします。

会場担当で大活躍したのが Slack。
今回はプログラムの都合上、分刻みのスケジュールになる場面も何度かあり、担当者間の連携に Slack は欠かせませんでした。リアルタイム通知便利!

番外編)CONBU さん

今回ネットワーク全体を支えてくださっていたのが CONBU さん。
カンファレンス前の準備はもちろんのこと、開催中もネットワークを見守り、状況に合わせていろいろ調整してくださっていたそうです。

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スタッフやってて大変だったこと

目の前でおもしろい、素晴らしい発表がされているのに、集中して聞くことがなかなかできないこと。
上にも書きましたが、応募時には「私 iOS アプリ開発者じゃないし、発表が聞けなくてもそんなに辛くないかな……」と思っていたのですがとんでもない。
ところどころ分からない単語は出てきますが、どの発表もとにかくおもしろそう、楽しそうなのです。
IPv6 のお話なども、もっと聴きたかったなあ。

スタッフやってよかったか?

結論から言うと、やってよかった!
参加者さんの「楽しかった!」って感想を見たときは嬉しかったです。

あとは、スタッフの方々が時間をかけて丁寧に、カンファレンスの準備している様子を見られたこと。
会場の下調べ。 スポンサー企業さんとのやりとり。
T シャツやノベルティ、パンフレットなどの準備。
当日の仕事の割り振り。
他にも考えなくちゃいけないことはいくらでもあるんですね。
いつも一般参加しているイベントでも、こうやって支えてくれるスタッフさん達がいるから楽しめるんだなあって。
もちろん頭では分かっていましたが、実際目の当たりにしたらぐっと来ました。

CONBU の方々の鮮やかな配線作業を間近で見ることができたのも、貴重な体験でした。
ちなみに CONBU さんでもスタッフ募集を行うときがあるそうです。
ネットワーク周りに興味がある方は、CONBU さんのスタッフに応募してみるのもよいかもしれません。

「いつか当日スタッフやってみたいなー」と思っている方、次回の iOSDC で一緒にスタッフできたら嬉しいです。
次回の iOSDC の会場でお会いしましょう!

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