かまずにまるのみ。

文鳥とかビールとか

ハートキャッチプリキュア!の好きなところ

このエントリーは プリキュア Advent Calendar 2013 12月15日分の記事です。
前日のUemmra3さんの記事 はお父さん目線でのエントリーでした。せっかくなので自分も母親目線を交えつつ、ハートキャッチプリキュア!の好きなところについて書きます。

※一部ネタバレを含みます。
※黄色さんと紫さんに言及しちゃうと収集つかなくなりそうだったので今回は控えました。(2013/12/16 追記)

キャラクター

花咲つぼみ

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引っ込み思案で恥ずかしがり屋。
素直さと優しさ、そして思春期っぽい自意識が何ともかわいいです。

来海えりか

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歴代プリキュアの中で一番好きなキャラクターです。
個人的には彼女の中に記号的な萌えはほとんどないですし、むしろ目立つ特徴だけ抜き出すとまったく萌え要素がない(※個人の感想です)のですが、なぜか一番好きです。
年頃の女の子らしからぬ豊かな表情もかわいい。
妖精のコフレとの掛け合いもアホらしくてかわいい。
えりかかわいい!!!!!!

薫子さんとコッペ様

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ハートキャッチの中で象徴的なのがつぼみの祖母である薫子さん。
作中では植物園の園長を務めていますが、彼女自身プリキュアだった過去があります。人として、植物学者として、プリキュアとして、つぼみが尊敬している人物です。
またその妖精であるコッペ様も、プリキュアの妖精達にとっては憧れの存在。
薫子さんとコッペ様はつぼみたちをいつも優しく見守ってくれる存在であり、プリキュアと妖精達の良き理解者となっています。

見守ること、共感すること

ハートキャッチでは、砂漠の使徒と呼ばれる集団が悩んでいる人達から心を抜き取り、デザトリアンという怪物に変化させる設定になっています。

悩んでいる人がデザトリアン化するまで、つぼみもえりかも遠くから見ていることがほとんどです。つぼみやえりかは至って普通の女の子。効果的な声掛けもできないし、うまく話を聞いてあげることもできない。
またデザトリアンとプリキュアという関係になっても、デザトリアン化した人に対して諭したり慰めることはできないのです。
ただ見守り、共感し、応援することだけ。
このスタンスはハートキャッチの物語の軸になっている気がします。

自分自身と向き合うこと

37話あたりで「具現化した弱い自分自身と一対一で対峙する」という試練がプリキュア達に課されます。
弱い自分を受け入れることができればこの試練は終了。
えりかにいたっては序盤、姉へのコンプレックスが原因でデザトリアン化しているほどなのですが、この試練をすんなり乗り越えます。同じくデザトリアン化経験のあるキュアサンシャインいつきと、妖精を失い一度はプリキュアを辞めているキュアムーンライトゆりさんもあっさりクリア。(ちなみに大きな挫折経験のないつぼみだけはひとり、クリアに時間がかかっている)
自分自身悩みを抱えながら、いろんな人達が悩んでいる姿を見て、プリキュアとして戦ってきたことによる4人の心の成長が見られた良い回だったと思います。泣ける。ゆりさんとコロン再会の回と合わせるとさらに泣ける。

子供から見たハートキャッチプリキュア!

我が家には現在2人の娘がいます。
プリキュアは MaxHeart から見始めましたが、年齢的にはプリキュア5無印〜ハートキャッチくらいまでがストライクゾーンだったでしょうか。
2人とも「ハートキャッチはおもしろいから好き」とのこと。
話を聞く限り、特にテンポの良さやコミカルさが評価されていると感じました。

# ちなみに娘達は何だかんだ言いつつ未だにドキプリも見ています。
# いつプリキュア卒業するんだろうか…

母親から見たハートキャッチプリキュア!

変身もののヒーロー・ヒロインといえば子供達の憧れですが、我が家の娘達にとってつぼみとえりかはまったく憧れの対象ではありませんでした。つぼみとえりかには飛び抜けた才能も能力もないし、かっこ悪いところもたくさんある。当然といえば当然です。
ヒーロー・ヒロインとしては頼りないようにも思えますが、でも見方を変えると「目線が子供に近い」んですね。

つぼみとえりか自身はまだ弱くて、悩んで、手探りで進んでいる状態。
誰かを導くなんてできないし、誰かの憧れになることなんてまだまだ先なのです。

それでも周りにいる誰かが悩んでいるとき、そっと寄り添い支えになること。
自分の弱いところも、ちょっと醜いところも、自分自身として受け入れること。

つぼみとえりかの弱さはハートキャッチの良さでもあり、子供と一緒にプリキュア達の心の成長過程を楽しめるお話になっていると思います。
娘達と一緒に観ることができてよかったです。

まとめ

つぼみとえりかかわいい!!!!!!

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以上です!